
マッサージで良くならなかったのは、
筋肉の問題だけではないかもしれません。
頑張りすぎている筋肉と、
うまく使われていない筋肉。
その偏りを、体は「神経の指令」で補っています。
マッサージで良くならなかった方へ
何度もマッサージを受けた。
その場では楽になる。
でも、しばらくするとまた戻る。それは、珍しいことではありません。
体は、いつも同じ筋肉だけを使って動いているわけではありません。
本来は、いくつもの筋肉が交代しながら働きます。
ところが、使いにくい筋肉があると、
体は「動かしやすい筋肉」だけで何とかしようとします。
その結果、
同じ場所ばかりが頑張り続け、
硬くなり、張り、違和感が出ます。
筋肉が硬くなる理由は「頑張りすぎ」
体の筋肉には、
**よく働きすぎている筋肉(頑張り筋)**と、
**うまく使われていない筋肉(さぼり筋)**があります。
痛みが出ている場所では、多くの場合
頑張り筋が働きすぎて硬くなっています。
だからマッサージをすると、
一時的にゆるみ、楽になります。
この考え方自体は、間違っていません。
それでも戻ってしまう理由

問題はここです。
頑張り筋が硬くなるのは、
本来働くべき「さぼり筋」が使えていないから
というケースが多くあります。
この状態で、
- 頑張り筋だけをマッサージする
- さぼり筋が使われないまま生活する
と、体はまた同じ使い方に戻ります。
結果として
👉 頑張り筋が再び働きすぎ
👉 また硬くなる
これが
「マッサージを受けても戻る」
仕組みです。
当院でまず行うこと
当院では、いきなり強くほぐすことはしません。
まず行うのは、
- どの筋肉が頑張りすぎているか
- どの筋肉が使われていないか
- 体がどう代償して動いているか
を確認することです。
そして、
さぼり筋に適切に力が入る状態をつくります。
これだけで、
頑張り筋が自然にゆるむことも少なくありません。
その上で、マッサージを行う意味
さぼり筋が使えるようになると、
頑張り筋は「無理に働く必要」がなくなります。
この状態で行うマッサージは、
- ただ緩めるためではなく
- 回復を定着させるため
のものになります。
だから、
より深く、しっかりゆるむ。
ここが、
「マッサージをしても変わらなかった方」と
「変化を感じる方」の分かれ目になります。
マッサージが悪いわけではありません
マッサージには、きちんと役割があります。
- 筋肉をゆるめる
- 血流をよくする
- 一時的に緊張を取る
これで楽になる人も、たくさんいます。
でも――
それでも改善しない人がいる。
それも事実です。
なぜ、戻ってしまうのか

痛みや違和感は、
「筋肉が硬い」だけで起きているとは限りません。
多くの場合、関係しているのは
- 体の使い方のクセ
- 関節の動きの偏り
- 神経の伝達の乱れ
筋肉は
結果として緊張しているだけ
というケースも少なくありません。
その場合、
筋肉だけをゆるめても
体の使い方が変わらなければ、
また同じ負担がかかります。
だから
「戻る」
それだけの話です。
当院が最初に確認していることはこちら
当院が見ているのは、そこではありません
当院では、
「どこが痛いか」よりも先に、
体がどう使われているかを見ます。
- どの関節が動いていないのか
- どこで代わりに頑張っているのか
- 神経の伝達がスムーズか
その結果として、
今の症状がどう生じているのかを確認します。
ここで
「マッサージを否定する」ことはしません。
必要な場合は、選択肢の一つだと考えています。
ただし――
マッサージだけでは足りない状態の方がいる
それも、現場での事実です。
こういう方には合いません
- 強く揉まれたい
- その場で気持ちよければいい
- 理由は気にしない
そういう方には、
当院の考え方は合いません。
こういう方に来ていただきたい
- なぜ良くならないのかを知りたい
- 体の状態を理屈で理解したい
- 繰り返さない方法を考えたい
そう思っている方なら、
一度話を聞いてもらう価値はあると思っています。
当院の考え方・施術について
当院が大切にしている考え方や、
施術の全体像については、
こちらで説明しています。
▶︎ 当院の考え方・施術の全体像はこちら
最後に

「マッサージで良くならなかった」
それは、遠回りをしただけかもしれません。
合う方法に出会えていなかった。
それだけの可能性もあります。
納得できた方だけ、
次へ進んでください。
マッサージ以外の方法を考える前に、
「なぜその場では楽になるのに、
しばらくすると戻ってしまうのか」
その理由を整理したページがあります。
▶︎ なぜ戻ってしまうのか
(マッサージで良くならなかった人へ)
当院では、
痛みの出ている場所だけを見るのではなく、
体の使い方や伝わり方を整理しながら状態を見ていきます。
そのため、症状によって
考え方や進め方が変わることも少なくありません。
こうした当院の考え方の全体像は、
トップページにまとめています。
実際に多いのが、
「病院では手術は必要ないと言われたけれど、
痛みが続いている」という段階です。
この段階で、
どう考えればいいのかを整理したページがあります。
当院が大切にしている
「卒業を目指す整体院としての、現実的な体との向き合い方」については、
こちらのページでまとめています。