
歩くと痛い。でも歩かないと不安。その答え、あります。
歩くと痛い 腰痛。でも、動かさないともっと悪くなる気がする。
「少し歩いたら腰が痛くなる」「歩くほど痛みが増す」という方が来院されます。そして同時に、こんな不安も持っています。
「歩かないと筋力が落ちるんじゃないか」
「安静にしすぎるのも良くないと聞いた」
よく聞かれます。正直な疑問です。
答えをお伝えします。
なぜ歩くと痛いのか

歩くと痛いのは、歩くたびに頑張り筋だけを使っているからです。
頑張り筋というのは、触るとわかります。痛いところ、硬くなっているところです。そこが働きすぎている筋肉です。
自分でチェックできることがあります。
・足首がぐらぐらして不安定
・足の指に力が入らない
・重心が親指側か小指側に偏っている
・靴の減り方が左右で違う

その靴の減り方、体のサインです
こんな状態で歩けば歩くほど、足首はガクッと内側や外側に倒れやすくなります。段差でつまずいたとき、ちょっとした石ころを踏んだとき、ひどい捻挫や骨折につながることもあります。
地面に足全体が均等に着地していて初めて足がきちんと使えている状態であり、長時間歩いても痛みがない状態。
「歩けば筋力がつく」は、足がきちんと使えている人の話です。この状態で一万歩歩いても、どんどん悪くなります。
だから・・・
痛い時は歩かない。痛くない時に歩く。

痛い時は歩かない。その時間を体を整える時間に。
これが一番足に負担をかけない方法です。
痛いというのはどんな状態?
痛いということは、一部の筋肉が使われ続けている状態です。
関節を動かしているのは筋肉です。本来はたくさんの筋肉が協力して動かしています。でもその一部だけが過剰に働き続けている。
なぜそうなるのか。
座りっぱなし、立ちっぱなし、手芸やスマホやパソコン、歩くことが多い、靴を履いている時間が長い、ストレス、寒さ、職業——人それぞれの生活の中で、特定の筋肉だけが頑張り続ける姿勢が作られます。
マッサージをしても、ストレッチをしても、お灸や電気をかけても、また同じ生活で同じ筋肉を使い続けるから痛みが戻る。痛み止めの注射や薬でも、一生痛みから解放されることはありません。
歩いている様子

一万歩は、その先にあります。
痛みを起こしている筋肉は休ませる代わりにインナーマッスルに動いてもらう。インナーマッスルとは骨と骨のつなぎ目を支えている深いところの筋肉で、関節をスムーズに動かす役割があります。この筋肉に動いてもらうこと。これが関節トレーニングです。
インナーマッスルが動き始めると、頑張り続けていた筋肉が休めます。痛みが引いてきます。
そしてインナーマッスルが動いている状態で歩けば、筋力は落ちません。
痛くない時間がまったくない場合はどうすればいいですか?

病院が怖くて一人でやり続けた。一ヶ月半で抜け出しました。
実はこれ、私自身が経験しました。
病院が怖くて誰にも頼れない状況で、ひたすら関節トレーニングだけをやり続けた。一ヶ月半。それで抜け出しました。続けた結果、転んでも怪我しない体になりました。
同じような話を患者さんからよく聞きます。
骨粗しょう症で「絶対転ぶな」と言われていた方が転んでしまったけど骨折しなかった。高齢の方が転んだけどそのまま普通に来院してきた。捻挫したけど痛みなく歩けた。
誰もケアしてくれない状況で自分でやるしかなかった。だからわかります。一人でやり続けることの大変さも、続けた先に何があるかも。
ただ一人でやり続けるのは相当しんどいです。だから来院してほしいのです。
将来寝たっきりになりたくない、家族に迷惑かけたくない、孤独死が怖いなど深刻な不安を抱えているならば、自分の未来のためにも自分を守るためにも身に着けるものだと思います。
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