セルフケアで差がつく理由

整体 通っても良くならない

整体は魔法じゃない。

3年間の通院からわかったセルフケアの本当の効果

整体 通っても良くならない 3年通ってくださっている方から、先日こう言われました。

「ここに来て良くなった人、いるんですか?」

正直、こたえる言葉でした。でも、その方の足を見て、この3年の通院履歴を振り返って、私の中で一つのことがはっきりしました。セルフケアをやるかやらないかで、結果はこれほど変わるという事実です。

セルフケアをやりきった人に、何が起きるか

セルフケアを続けた人は、自分の力で「軽い体」を取り戻していく。

当院では、施術中に「サボり筋」(脳が使い方を忘れてしまった筋肉)に働きかけて、その場で変化を実感してもらいながら、自分でできるセルフケアのやり方をお伝えしています。写真や動画を撮って、自宅でも同じことができるようにするためです。

セルフケアを続けられた方は、「痛くない」「体が軽い」という実感を持って卒業されていきます。かかる回数は、生活習慣やストレスの度合い、重症度によってさまざまです。早い方で数回、状態によっては1年近くかかる方もいますが、共通しているのは、セルフケアを続けた方は必ずどこかで変化を実感して、卒業に近づいていくということです。「また悪くなったら来ます」と言って帰られますが、実際にはほとんど戻ってきません。それだけ、体が自分の力で状態を維持できるようになっているということです。

中には、卒業後も自主的にセルフケアを続けて、走れるようになったという方もいます。整体がなくても生活できる体になった、ということです。

メンテナンスで通ってくださる方

悪化はしていない。でも、自立もしていない。そんな通い方もある。

一方で、痛みがひどい時だけセルフケアをして、普段はやらない、という方もいます。この方たちは、悪化はしていませんが、自立もしていません。施術を受けると体が軽くなることを知っているので、定期的に通ってくださいます。これはこれで、一つの付き合い方だと思っています。

中には、「忙しくてセルフケアができない」という理由で、他の整体院に移られた方もいます。あるいは、他院の説明の方に納得された、という方もいます。それぞれのご事情ですので、それ自体は仕方のないことだと思っています。

ただ、当院でお伝えしているセルフケアは、隙間時間にできる簡単な方法です。医師から「一生付き合っていくしかない」と言われて、半ば絶望した状態でいらっしゃる重症の方もいますが、実際にお伝えする関節トレーニングは、拍子抜けするくらいシンプルなものです。忙しいからやらない、という理由が成り立たないくらい、簡単なトレーニングです。忙しいから続けられない、というより、優先順位の問題であることの方が多いように感じています。

セルフケアを全くやらない方に、何が起きるか

3年間、何もしなかった足に起きていたこと。

そして、3年間セルフケアを一度もやらなかった方の足は、こうなっていました。

  • つま先が薄く、踝(くるぶし)が内側に落ちている
  • 土踏まずがほとんどない
  • 指を軽く曲げただけで攣る

痛みがある時はロキソニン、指を動かすと攣るから漢方薬。「セルフケアをやってください」とお伝えしても、「気が向いた時」しかやらず、施術で少し足を動かそうとすると「攣るからもうやりたくない」とやめてしまう。予約の頻度も本人都合で、2週間に一度が限界と言いながら、直前に「体調が悪い」と変更が続く。

3年間、これを繰り返した結果が、「ここに来て良くなった人いるんですか」という言葉でした。

つま先が薄くなると、歩くときに地面を蹴ることができなくなり、その分の負担が足首、膝、股関節にかかっていきます。足の指の筋力が落ちることで扁平化が進み、土踏まずがなくなっていきます。足首を内側・外側に動かす、指を動かすだけで攣ってしまう状態になると、攣るのが痛くて動かさなくなり、さらに筋力が弱くなる—これが負のスパイラルです。

こうなると、セルフケアはますますやりたくなくなります。でも、やらなければ足の筋力はどんどん弱くなり、歩くのも立ち上がるのも大変な状態に進んでいきます。この悪循環から抜け出すには、攣っても、痛くても、セルフケアを続けるしかありません。と言う言葉でした。

整体に通っても良くならないのは、なぜか

施術だけでは、体は変わらない。変えるのは日々の積み重ね。

体は、使われた分だけ変化します。逆に言えば、使われなければ、施術でどれだけ整えても、また同じ状態に戻ってしまいます。

「攣るから動かしたくない」という気持ちはよく分かります。でも、攣るのを避けて足を動かさない状態を3年続けた結果、足の変形は進み、「今までと変わらない」どころか、確実に悪くなっていました。施術だけで維持できていた部分もあったはずですが、それすら本人には見えていなかったようです。

最後にお伝えしたこと

この先どう歩むかは、あなた自身が決めること。

「セルフケアをやり続けるしかありません。ここまでです。」

これだけを、責めるのではなく、事実として伝えました。ご本人は少し不服そうにしながらも、「自分がセルフケアをやらなかったのがいけないんですね」と、一応認めてくださいました。

この先どうされるかは、ご本人が決めることです。ただ、今回のことで改めて確信したのは、施術は体を変えるきっかけでしかなく、実際に体を変えるのは、日々のセルフケアだということです。

同じ時間とお金をかけて通うなら、セルフケアをやる方とやらない方とで、結果はこれほど違います。もし今、「通っているのに良くならない」と感じている方がいたら、一度、ご自身のセルフケアの取り組み方を振り返ってみてください。

ご自身の足の状態を、一度きちんと見てほしい方へ

「自分は今どのタイプなのか」「セルフケアのやり方が合っているのか」は、実際に見てみないと分からないことも多いです。仙台市長町の整体院dolmilでは、施術と合わせて、自分でできるセルフケアのやり方もお伝えしています。


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