
頭痛薬を飲むほど頭痛が増える——薬物乱用頭痛という状態があります
頭痛のたびに薬を飲む。最初は効いていたのに、だんだん効かなくなった。飲む回数が増えても、頭痛の頻度は減らない。
そういった経過をたどっている場合、薬の飲み方そのものが頭痛を維持・悪化させている可能性があります。これを薬物乱用頭痛(MOH:薬剤の使用過多による頭痛)と言います。
痛み止めを飲み続けると脳に何が起きるか

薬でセンサーをカットし続けると、脳は感度を上げて補正する
痛み止めは、痛みのセンサーが脳に送る信号をカットすることで効果を発揮します。飲んだ直後に楽になるのはそのためです。
ところが、このカットを繰り返すと、脳は「センサーの感度が下がった」と判断して、感度を上げる方向に補正をかけます。
結果、今まで感じなかった微かな刺激まで「痛み」として拾うようになります。薬を飲めば飲むほど、脳が痛みに敏感になっていく。これを中枢感作と言います。
これは全身のどこを触っても痛いと感じる繊維筋痛症と同じメカニズムです。薬が痛みを消しているようで、脳レベルでは痛みへの過敏さを育てている状態です。
こんな経過をたどっていませんか
- 子どもの頃から頭痛があった
- 市販の頭痛薬を長年飲み続けている
- 以前は1錠で効いていたのに、今は効かなくなった
- 頭痛の頻度が増えてきた
- 首や肩が常に張っていて、頭が重い
- 生理痛にも痛み止めを使っている
薬物乱用頭痛は、もともと偏頭痛や緊張型頭痛がある人に起きやすいとされています。複数の痛みに対して複数の薬を使っている場合、気づかないうちに過剰摂取になっていることがあります。
整体院dolmilでのアプローチ
当院では薬を否定していません。ただ、薬で痛みを抑えながらも「なぜ痛みが出続けるのか」という体の状態に働きかけることが、長期的な改善につながると考えています。
神経整体

強い刺激はありません。終わった後、体が軽くなります
マッサージは触れている間だけ気持ちいい。手が離れた瞬間、体は元に戻ります。
神経整体は違います。施術中、強い刺激はほとんどありません。でも終わった後、体が軽い。長年痛みと付き合ってきた方ほど、「痛くないのが不思議」とおっしゃいます。
これは痛みなりのバランスで生きてきた体が、痛みのないバランスを取り戻していく過程で起きることです。痛みがひどくて何とかしなければと必死だった方ほど、改善の過程で戸惑うことがあります。体が変わるということは、今まで痛みに合わせて作ってきたバランスが崩れるということだからです。
当院では首だけを触るのではなく、手首・肘・肩・肩甲骨という末端から順番に緩めていき、最後に頭蓋・蝶形骨の動きを整えるアプローチをとっています。
関節トレーニング

施術で緩めた後、関節が正しい動きを覚えていくためのトレーニングです
神経整体で組織を緩めた後、関節が正しい動きを再学習するためのトレーニングを行います。施術で一時的に変化が出ても、体の使い方が変わらなければ同じ緊張パターンに戻りやすくなります。関節トレーニングはその「戻り」を防ぐためのものです。
よくある質問
Q. 薬をすぐにやめた方がいいですか?
急にやめると離脱症状として頭痛が一時的に強くなることがあります。薬の減らし方については、処方している医師や薬剤師にご相談ください。当院は医療機関ではないため、薬の中止・減量についての指示はできません。
薬物乱用頭痛についての詳しい情報は、日本頭痛学会をご参照ください。
Q. 整体で頭痛が治りますか?
薬物乱用頭痛そのものを整体が「治す」とは言えません。ただ、首・頭部周辺の緊張が減ることで頭痛の出る頻度や強さが変わることはあります。
Q. 何回くらいで変化が出ますか?
「個人差がありますが、当院では3〜5回で頭痛の頻度や強さに変化を感じる方が多いです。
Q. 仕事しながら通えますか?
はい。施術後に体がだるくなる場合はお伝えしますが、基本的に日常生活への支障はほとんどありません。
お客様の声
30代女性・会社員
小学生のころから頭痛があって、ずっと薬で対処してきました。でも薬が効かなくなってきて、寝込む日が増えて、このままどうなるんだろうと不安でした。こんなに良くしてもらえるとは思っていなかったです。ありがとうございました。
30代女性・会社員
休職中に通い始めて1ヶ月前後で頭痛の頻度に変化が出ました。仕事を再開して頭痛が再発しましたが、また通いながら少しずつ頭痛に左右されない体に近づいていきました。
30代女性・会社員
※個人の感想です。効果には個人差があります。医療行為ではありません。